模範的主人公(痛)の英国留学日記

私の私による私のための記録。よろしければどうぞ。

200111

夜更かしのせいもあって昼ごろに起床した。

今夜は友人宅でホームパーティーの予定だったが気が乗らずキャンセルした。

今日が祖父の命日ということになる。ただ、これを免罪符に堕落した日を過ごしてしまった気がする。

実績としては共同研究者の日本建築に対する理解を深めさせ、トビタテ13期生の書類校正を行った。ギバーとテイカーの話が頭を過り、果たしてこれは自分のためでもあるのかということを考えながらやった。結果意味はあるという結論に至ったので協力した。

フラットメイトのひとりが韓国から帰ってきた。髪を切って可愛くなっていた。

明日は8時に起きる。

200110

昨日21時に寝てから3時間ごとに目覚めて結局今日は6時起床。

出かけるまでに4時間半あったけど論文に充てたのは30分だけ、まあ悪くはない。

10時半からFacebookで知り合った筑波大の院生5人と2時間ほどぶらぶら、みんな爽やかな陽キャで少し眩しかったけど久しぶりの雰囲気を味わえて楽しかった。日本料理食べたいでしょうって言ってお土産に博多ラーメンくれた、いいやつらだ。

午後は論文の執筆。ここ最近、集中力が高くて良い感じ。HUBが誇る美人にも話しかけられ、友達ともたくさん話せて良い午後だった。

帰宅してジムへ。今日のメニューは背中と上腕二頭筋。腕がPANPANに。

22時から晩ご飯の準備。最近、サラタメさんというYouTuberにハマっており、聴きながら料理。話題の自己啓発本を10分程度にまとめて教えてくれる系YouTuberで今日の本はアウトプット大全。故に唐突にこれを書いている。話の中に自分で気づいて実践していた手法が紹介されていて勝った気分に。

ご飯を食べながら25時までゲーム。

ここで祖父が亡くなったという連絡を受ける。初めての経験で実感が無い。

帰国したら、とりあえずお墓参りに行こうと思う。

気づいたら26時。もう寝る。おやすみ。

ついに学内ピッチの芝を踏んだぜ(12/9/19)

先に言っておきます、なんか今日の文章は好きじゃない。なんか違和感があって書き辛かった。

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今日は優雅に10時起き。ブランチを食べて昼には大学へ。そこでは引き続きWSが行われていました。

 

杉田先生に見学の許可を頂いたので少しだけWSを見て回ることに。

と思ったのですが、最初に話しかけたグループの子達がとてもフレンドリーで長い時間滞在してしまい、僕も少し用事があったので今日お話しできたのは2人だけでした。

 

彼らは九州大学芸術工学部2年生で、志願してこのWSに参加しているそうです。

今日の夕方から中間発表があるそうで、模型を必死に作っていました。

暇だったので手伝いました。

久しぶりに日本語でたくさんお話しできて楽しかったです。

 

完成が見えてきたところで他のメンバーの子にバトンタッチ、杉田先生に中間講評には戻ってくると伝えKGBを後にしました。

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ちなみに今回のWS参加者は広工大約10名、九大約10名、東大1名、ラフバラー大約10名でした。他にも京大や慶應大の名前もポスターにはありました。

向かった先は学内のサッカーグラウンド。実は昨日、チャンに紹介してもらったワンからサッカーのお誘いを受けていました。

 

〈ワン〉

チャンの友達。北京出身。なんとなく既視感のある顔。背が高い。彼女はいない。Jリーグについて僕よりも詳しい。今後深く関わっていくため、今回の留学のキーマンの1人な気がする。後述している通り、人格者。なんかの修士

 

スポーツで有名な大学なだけあって運動施設数は豊富、しかもめちゃ綺麗です。

ウォーミングアップもほどほどに11対11のガチの試合が始まりました。

僕ともうひとりを除いて他全員が中国人のチームで、僕はOMF(FIFAではCAMって言うんですかね?よくわかりません、要はトップ下です)という非常に楽しいポジションをさせてもらいました。この時点でお察しかと思いますが、この団体はあくまでサークルです。ゆるくて良かったです。

 

試合の印象はLWGに上手い中国人がいたこと、RWGにベイルみたいなやつがいておもしろかったこと、相手チームにめっちゃ可愛い女の子がいてしかもそこそこ上手かったことが挙げられます。

ちなみにワンはCBでした。こういうゆるい試合でCB引き受ける人って人格者なイメージがあります。責任感に溢れているというか、信頼できますよね。

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写真じゃ綺麗さがあんま伝わらんから1回来てみて。

さて、試合を楽しみすぎた。中間講評は17時半から。もう18時を回っている。

急いでKGBに戻るとまだ中間講評やってました。ああ良かった。

 

と思ったのも束の間。ドアが開かない。まるで遅刻した僕への罰かのように。

 

どうやら17時半以降は自動で閉まるらしく、先生クラスのカードがないと再入場できないようなのです。中間講評を邪魔するわけにもいかず、通りかかる先生っぽい人に頼んで開けてもらおうとするも学科が違うため開かず、かといってここで杉田先生に挨拶もなしに帰るのはあまりにも無礼が過ぎるため寒さと闘いながら待つことに。

 

汗も冷え切ってきた19時前に中間講評は終わり、事情を説明して帰宅しました。

22歳にもなって出会って2日の人の信頼を損なうことになるとは思いませんでした。

 

その後ブルーな気持ちで帰宅しましたとさ。

初登校したらめっちゃ日本人おった(11/9/19)

ジェームスの車に乗せてもらい、いよいよ大学へ。緊張してきた。

 

ここで私の留学先であるラフバラー大学について少し紹介します。

 

イングランドの中央部に位置するこの大学は美しい自然に囲まれ非常に田舎でございます。環境的には広島大学と大差ありません。お察しですね。

 

しかし、この遊ぶ場所が無いという環境も相まって(?)、この大学にはオリンピアン輩出数世界一という輝かしい実績があります。しかもただの脳筋という訳ではなく、スポーツ科学分野での産学連携も大変進んでおり、学生満足度も英国一。日本の大学は「偏差値」という学力による物差しでランク付けされていますが、英国では上位の大学にはそれぞれの「強み」があり、一概にその人気を測れないそうです。THEでは351-400位ですが、実は結構良い大学なのです。

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「ファッキンカントリーサイドだがジャーニーはイージー

街から車で約10分かけて、ケイス・グリーン、通称KGBと呼ばれる建物に到着。ここに私の所属する研究室があります。さあて、どんなところかな、と期待に胸を膨らませて中に入るとそこにはなんと日本人の姿が。ていうか杉田宗先生が。いました。

 

実はマティアスからのメールで事前に知っていたのですが、そこではちょうど日英合同のサマースクールが行われていたのです。日本では知名度の低い大学に行くし、もうしばらく日本人には会わないだろうと覚悟を決めていたのですが、少し安堵した自分がいました。

 

とりあえず各先生にはじめましての挨拶だけして、キャンパス巡りの旅に出かけることに。作業中の学生から「あれ日本人じゃね?」と後ろ指を指されながらKGBを後にしました。

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KGB建築学科は土木学科と分離して今年で3年目、この建物もモダンな新築です。

工学系の研究者やPhDが集うHUBやゴリゴリの実験棟などを巡りながら学生証も受け取り、目紛しい1時間でした。

 

KGBに戻り、マティアス、サイモン、杉田先生、ジェームス、私の5人で昼ごはんを食べました。なんかタトゥーの話で盛り上がりました。

 

昼ごはんを食べた後ジェームスに家まで送ってもらい、大学初日を終えました。

午後は飯食って寝ただけなので割愛です。眠いので寝ます、おやすみなさい。

家賃の支払い、やっぱりうまくいってないやん(10/9/19)

そんな気がしてましたよ、日◯郵政さん。担当者がマニュアルとにらめっこしてる時点でまあそうなりますよね。結局、カードで支払いました。トニーがすごく申し訳なさそうにしてました。ごめんよ爺さん。デポジット(敷金的なお金)も含めて600£。これまでにも結構カード使ってたので、上限を30万円にしていなかったら普通に詰んでる場面。迅速な対応をありがとう三井住友銀行さん。

 

ちなみに、日本郵◯を通して送金していたお金は約2日後くらいに無事届きました。まあ結果良ければすべて良し派なのでもう気にしてません。普通にゆうちょ便利だし。

 

何はともあれ、家賃の支払い問題がここできっちり解決したことは精神衛生上とても良かったです。普段飲まないコーラ買っちゃいました。

 

午前中に支払いを終え、午後はまた買い物に出かけました。

ブレグジット・パーティー?的な催しが近所で開かれており、かなり賑わっていました(そもそも祝うものなのか、よくわからん)。

平日の昼間なのに(なので?)、バーが老人で溢れかえってました。日本の高齢者にはあまり見られない行動ではなかろうか。

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催しの一部であるパン屋。このチョイスに特に意味はない。

また、近所のホームセンターみたいな所にも行きました。そこにはよく文献で見たようなカラフルな塗料やDIYグッズが並んでおり、「これこれ〜」という気持ちになりました。楽しかったです。

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Wilkoというお店。なんかこう、程よく雑な感じがいいよね!

今日も楽しかったな〜、というところでジェームスからメッセージが。

「楽しんでる?明日10時に迎えに行ってもいい?キャンパス内を紹介するよ!その後、マティアスとサイモンも呼んで昼ごはん食べよう!」

いい奴かよ。

 

〈マティアス〉

私がお世話になる研究室の先生。高身長イケメン。東大大学院で修士号と博士号を取得。恩師は隈研吾。奥さんは日本人女性で本人も日本語得意。第一印象が「この人もしかしてオネエでは?」とかだった自分を恥じた。ご専門は建築生産と建築デザイン。

 

〈サイモン〉

同じく研究室の先生。ジェームスのスーパーバイザー。"Rob"という単語を5回聞き直してもキレない広く優しい心の持ち主。陽気で愛妻家。彼の奥さんも日本人。ご専門は建築史。

日用品調達クエスト(9/9/19)

「とにかく休んで時差ボケを治してね!」というジェームスの優しさに甘え、大睡眠をかました。専門の関係上、もともと睡眠時間が不規則な生活には慣れていたため、わりとすぐに回復、街の散策も兼ね、寝具や調理器具の調達に出かける。

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My heya is bad(到着直後のため)(失笑)。机が広く、なかなか過ごしやすい。

ちなみにこの日の早朝の気温は6℃。前日の朝は20℃くらいだったのに。まさかこの時期にコートを着ることになるとは。

 

下宿先の管理人であるジェーンとトニーにおすすめの店を教えてもらい、とりあえずそこを目指すことに。まずは寝具。敷布団、掛け布団、枕、カバー類をゲット。全部で4000円くらい。安い、安物なので。だって6ヶ月しかおらんしさ。ええやん。

 

続いて調理器具。これも安く済ませようとして1£のフライパンなどを購入(1£均みたいなお店がある)。すぐに後悔、後にまともな器具を購入。これぞ安物買いの銭失い。

 

他にもちょこちょこ購入し、歩き疲れたところで帰宅。共同キッチンで物の整理をしようとドアを開けると、そこにはこれから生活を共にするフラットメイトたちがいた。イー、ヤン、そしてチャンだ。3人とも中国出身の女性だった。

 

〈イー〉

到着日にいろいろ説明してくれた、この下宿全部の四天王の一人みたいな役割を担う。最初はかわいい男の子なのか、ボーイッシュな女の子なのか、それともなのか、容姿と声だけでは判断できなかったが、後にかわいい女の子であると判明する。化学のPhD。

 

〈ヤン〉

日本のことを好いてくれていて陽気、見かけるといつも歌うか踊るか笑うかしていて、本当に楽しい。おとなしい時は家族と彼氏が恋しい時。なんかの修士

 

〈チャン〉

背が高く、優しい、おとなしい。私と似た雰囲気があり(主観)、逆にちょっときまずいみたいなことが多々ある。元は水泳の選手で、今はスポーツ科学修士

 

楽しげな人たちで安心した、と同時に、中国人留学生は多いということを改めて実感。国力の差は拡がる一方ですね。

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共同キッチン。なかなか汚い。素でエグい。後に改善。

軽い挨拶と自己紹介を終え、マイヘヤに帰還。


今日も早めの就寝をかましたのだった。