模範的主人公(痛)の英国留学日記

私の私による私のための記録。よろしければどうぞ。

英国留学、開始(8/9/19)

2019年9月8日分と言っても、少し前のことなんですけどね。

2週間ほどこちらで過ごしてみて、意外と毎日いろいろ発見だったり学びであったりがあるので遡って書いていこうと思った次第です。

追いついたらできる限り毎日記録したいと思います。

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今日という日は成田空港近くの東横インから始まりました。

中途半端な時間に飛行機を取ったせいで東京に前日入りしていたのです。

昨日のことですが、スーツケース大×1とカバン×2を一人で持って携帯解約のためにソフトバンクに行ったり成田エクスプレスの乗車券どこで買えんねんとかでウロウロしたりするのは本当に疲れました。終盤は「ここは治安のいい国、日本。大丈夫」と荷物を置き去りにして行動したりもしました。治安は良かったです。日本大好き。

ちなみに、携帯解約は今日の朝に電話でしました。

 

緊張もあってか、搭乗開始時間の3時間前に到着しました。早すぎ。荷物たくさん抱えて1時間ほど物思いに耽っていました。ちょっとだけおセンチでした。

 

ここで、今回の航空会社であるブリティッシュ・エアウェイズについて少しだけ。従業員は私の渡航日周辺で、賃上げを要求するストライキを行っていました(文部科学省「送り仮名の付け方」本則では”行なう”で、許容として”行う”だそうです)。具体的には9月の9日、10日、27日です。このストを受けて、当初は8日も休航とされ、こんなメールが届きました。

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実際の文面。タイトルが”Your flight to London on 08 September 2019 is cancelled”ですよ、怖すぎ。

このとき、下宿先への支払いもうまくいっておらず、かなりフラストレーションが溜まっていました。「じゃあ8日は関係ないやん飛べよ、日本◯政も送金ミスするなよ」とこの不幸を嘆きました。

その甲斐あってか(?)、無事に8日のフライトに関しては「やっぱり飛ぶやで、心配かけてすまんかったな」というような連絡が来て事無きを得ました。こっちは事前にビザ取って先方に連絡してたんやぞ。本気で焦った2日間を返せ。

 

話が逸れましたが、ついに搭乗の時。事前に予約した座席は窓側でしたが蓋を開けてみれば最後尾ど真ん中。文句言う余裕も無くなっていたので甘んじて受け入れ、約13時間に及ぶ旅が幕を開けました。

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ほんと飛んでくれて良かったよ〜。

機内、機長がやたらノリノリで注意喚起してくる。明日からストのくせに。ストだからか?

注意喚起がドラマみたいで面白かった。これならみんな気にするなと思った。遊び心って大事だね。

フライト中は主に映画を観て過ごしました。観た映画は3本です。

 

「名探偵ピカチュウ

序盤は「へーすごー」くらいの気持ちでしたが終盤はわりといい話でライアン・レイノルズ本人が出てきたあたりで普通に泣きました。ミュウツーの逆襲が観たくなりました。

「アリー / スター誕生」

やっぱブラッドリー・クーパーかっけえなー。おわり。

「アラジン」

こういう昔の名作ってあんまりストーリーが頭に残ってなくて新鮮な気持ちで楽しめました。ベタに青スミスが人間になるところで泣きました。

 

吹き替えで観るのはありえないし、日本語字幕の選択肢も無かったので、全部英語音声・字幕で観ました。日本語字幕は欲しいなと思いました。

 

映画→食事→睡眠?→映画→睡眠?→映画→食事→プレミア2018-19シーズンのゴール集→睡眠?みたいなことをしていたら到着してました。

 

来ましたロンドン、ヒースロー空港。しかし余韻に浸る間もなく電車を探します。事前に「キングスクロス駅(9と3/4番線のところ)を経由する」という知識だけ仕入れておいたのでとりあえずそこらへんの駅員に聞いてピカデリーライン(地下鉄)に乗りました。ちなみに最終目的地であるラフバラー駅は伝わりませんでした。「いくら田舎だからって駅員が知らんことあるか?」と思いつつも「まあここロンドンやし、しゃーないか」で許してあげました。

 

キングスクロスまでの移動中はひたすら半寝を繰り返していました。1000円もかからなかったです。大荷物での移動、時差などなどでもうくたびれていました。飛行機でも満足に寝られなかったし。車掌のアナウンスがささやき声で眠くなる、目の前のカップルの熱いキスで少し目覚める、などした。

 

さあ着いたぜキングスクロス。次はどの電車に乗ればいいんだ?というところでまた足踏みします。ここの駅員もラフバラーを知らん。あいつに聞いた話では向かいの建物から行けるらしいが、こいつはこの道をまっすぐ行けと言う。埒が明かなかったので特急券のチケット売り場の場所を聞いてそこへ。無事解決。乗り場はどこですか。

「この建物の2階よ」

あの爺さんたちの話は無視して正解だったわけだ。

 

なんとかイースト・ミッドランズ・レールウェイに乗車。約8000円。もうこの際お金とかどうでもいいわ。乗車中に勝手にエモくなってFacebookに投稿。少し後悔中。

 

ついに22時頃、ラフバラー駅に到着。同僚のジェームス(中国人)が迎えに来てくれ、下宿先まで直行。簡単な説明を受けた後、すぐにベッドイン。長かった、本当に長かった。そのせいで今日のブログもとても長くなってしまった。

 

〈ジェームス〉

今回のプロジェクトの共同研究者。私の迎えに彼女を連れてきたナイスガイ。私のスーパーバイザーに私の世話をほぼ丸投げされており、かわいそう。それでもめちゃめちゃ優しい。体も心もデカイ。建築のPhD。

 

活動時間約24時間、お疲れ様でした。

ここまで読んだかもしれないあなたも、お疲れ様でした。